2022年07月31日

ミニツーリングのお知らせ

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今年初のミニツーリングを8月7日(日)に開催します。
「道の駅 たいら」までのワインディングを楽しみ、現地到着後は皆さんとのおしゃべりタイムとなります。

先日ミニツーリングの下見走行で庄川水記念公園を通り、遊覧船 船着場を過ぎた後のスノーシェッドとトンネル内の路面は全て濡れていましたので、充分に注意して走行してください。

初めて参加を希望される方はご連絡ください。
集合場所と時間をお知らせします。

参加されたことのある方は、いつもの場所を午前5時半に出発します。

申し訳ございませんが、雨天の場合は中止とさせて頂きます。






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〒939-0321
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2022年07月30日

フィット(GK5) アライメント

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サスペンションスプリング交換を行ったフィットのアライメント調整です。

昨年10月にアライメント調整を行った時の数値を希望されましたので、同様な状態となるようにキャンバー調整を行ったあとにトー調整を行って作業終了です。

テスト走行を行ってみると、ステアリングセンターも綺麗に出ており直進性も良かったのでOKとし、オーナーのSさんにお引渡しです。

サーキット走行に於いて、自分の希望される状態にするためのスプリング交換ですが、今まで何度となく作業依頼がありました。
一回で決まることなどありませんから、その労力は大変だろうと思います。






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2022年07月29日

フィット(GK5) スプリング交換

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フィット(GK5)に乗られるSさんより、サスペンションスプリングの交換と車高調整依頼がありました。



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フロントスプリング交換後
車高はフロントスプリング交換前の状態と同じになるようにする調整なのですが、車高調整するためのネジ部分のサビがひどく左右とも固着しており、回転させるまでにかなりの時間を要しました。



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リヤスプリング交換後(アジャスターロックをする前の画像です)
車高はスプリング交換前よりも10mmダウンの希望がありましたので、スプリング上のアジャスターで車高調整していますが、こちらもサビによる固着がひどく、アジャスターが回転するまでにかなりの時間を要しました。
左側リヤダンパーの長さ調整部分もサビで固着しており、回転するまでにかなりの時間を要しました。

今日の敵は暑さではなくサビによる固着を開放する事でした。

明日4輪アライメント調整を行います。






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2022年07月28日

アトラス(SZ5F24) アライメント

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自動車整備の O 自動車さんより、日産 アトラス(SZ5F24)の左フロントタイヤ部事故修理後のアライメント調整依頼がありました。

トラックではありますが、4ナンバーの小型車枠なのと、フロントがダブルウイッシュボーン形状のロアアーム側でキャンバー&キャスター調整が出来ますから、問題なく作業が出来ます。

お預かりした状態でフロントトーインが過大であったため確認走行は出来ず、測定から行っています。
左フロント部の修理でナックル交換まで行われたそうですが、トーインが過大であった割にキャスターとキャンバーは基準値に近く、右フロント側の方が大きなトーインに加えキャスター&キャンバーのズレが目立ちます。

最初にフロントトーをゼロにしてからキャスター&キャンバーの再測定を行い、再確認するとやはり右フロントの方が大きくズレていました。
そこで右フロントのキャスターとキャンバーを左フロントに合うように調整してみると、キャスター調整が限界となり、キャンバー調整でキャスターの補正を行って何とかギリギリで希望する値まで届きました。
その後左フロントを右フロントに合わせて調整し、トーを最後に合わせて作業終了です。

作業後のテスト走行を行ってみると、平坦路での直進性が良く、旋回する際の左右の違和感も感じられなかったので、これでOKとしました。

外観はトラックですが、フロントサスペンションの作りがスポーツカーと同様なので、調整することの差異はありませんでした。

これで O 自動車さんにお渡し致します。






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2022年07月26日

ホイールバランサー 較正

弊社で使用しているホイールバランサーの定期較正を行いました。

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インプレッサ純正16インチホイール&タイヤを較正専用として保管しており較正用バランス調整を行います。
打ち込み式のバランスウエイトが使用出来るホイールが指定されているため、このホイールを選択しています。
8時方向の打ち込みウエイトだけではアウター側に2gが残るため、分割タイプのウエイト用クリップとテープの重さで2gを作っています。



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インナー側も打ち込みウエイトだけでは0gにならないので、ウエイト用クリップとテープを貼って0gに調整します。



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ダイナミックバランスで0g



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スタティックバランスで0g



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較正を行う際に使用するウエイトも較正用に100gピッタリに合わせたものを準備しています。
説明書には1本もので100gを使うようにとの指示ですが、1本もので100gピッタリのウエイトが存在しないため、40gを2個と20gを使って100gになるように電子秤で計測しています。



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バランサーの指示によって指定された場所に100gのウエイトを打ち込みます。
この状態で4回続けて計測を行うことで、較正の判定が出ます。



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インナー側が0g表示




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アウター側が100g表示

この表示が出たことで、較正は終了。



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較正の終わったバランサーの状態を確認するため、フィットRSのフロントタイヤを計測してみました。
3月に新品タイヤを装着し約2,000km走行した右フロントタイヤのインナー側は0gの測定結果。



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アウター側も0gという測定結果でした。
新品タイヤを組み込んだ時の状態で0gに調整してあったのがそのまま維持されているようです。



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右側同様に左フロントを計測してみるとアウター側に10gのアンバランスが表示されました。



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左フロントのインナー側は5gのアンバランスが出ました。

アウター側もインナー側もそのまま表示されたウエイトを貼らず、貼り付けてあった元々のウエイトを外してから再測定し、それぞれ新しいウエイトを貼り付けて作業終了です。

左フロントタイヤが右フロントタイヤよりも摩耗具合が大きいため、アンバランスが発生したものと思われます。

ワインディング走行はどうしても右コーナーの方が少し攻め気味となるため、左フロントタイヤに負荷が掛かっているのでしょうね。






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2022年07月22日

アリスト(JZS147) 車高調整キット

トヨタ アリスト(JZS147)に乗られるYさんより、車高調整キットの装着と4輪アライメント調整依頼がありました。
現在取り付けてある車高調整キットは20年ほど前に装着されたもので、左リヤダンパーからのオイル漏れと異音発生により、交換されることになったのです。
オイル漏れによる車体の上下動が抑えられないため、走行安定性も無くなったそうです。



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新たに取り付ける車高調整キットを検索してみたところ、Yさんの希望される内容の製品が1社のみ該当したそうで、その製品が
「Largus Spec S」
とのことでした。

弊社では扱っていない商品のため、Yさんご自身で調達され、持ち込まれたものです。

装着する予定日まで時間があるので、車両に取り付ける際の手間を最小限にするための仮セッティングを行いました。

この「Largus Spec S」を取り付け、安定した走行が出来る日はもうすぐです。






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2022年07月21日

S660 メインテナンス

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ホンダS660に乗られるKさんより、エンジンオイル&オイルフィルター交換とクーラント交換依頼がありました。

使用するエンジンオイルとオイルフィルターは
エンジンオイル・・・ Moty's M111 5W30+15W50のブレンド
オイルフィルター・・ エコACF

サーキット走行を目的としたオイルのブレンドですが、一般道も走行されていますのでサーキット走行用だけに絞ったブレンドの比率ではありません。



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クーラントはモティーズ M747 です。
2019年12月にM747にてクーラント交換を行っており、サーキット走行を行われることによる劣化を考慮され、今回のM747交換依頼となりました。
つい先日外気温が30℃を超える日、サーキット走行にてエンジンの水温を確認された時に95℃を維持していたとのことでしたので、冷却性能はかなり高いと言えますね。

作業内容はメーカーの指示通りの位置よりクーラントを抜き取りますが、自然滴下だけでは車両側に残る量が多いため、メーカーの指示以外の方法を用いて極力残さないようにしています。

この画像はクーラントを注入している状態で、インタークーラーを取り外しインタークーラー下側にあるブリージングボルトからのクーラント吹き出しの確認と、フロントにあるラジエター上部からのクーラント吹き出しを確認し、エア抜きを行っています。



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インタークーラーを取り付けてエンジンを始動し、水温の上昇と共にエアが抜けてきて新しいクーラントを吸い込んでいきます。
加えてヒーター用配管内のエア抜き作業も同時に行っています。

サーモスタットが開いた後にエンジンを停止し、自然冷却させてタンク内のクーラントを吸い込ませますが、完全に吸い込ませるために明日まで放置させておきます。

明日タンク内のクーラントの残った量で、冷却系に吸い込まれたクーラント全量が判明します。

前回は抜けた量と吸い込まれた量が同一だったので、今回も同様な状態になるはずです。






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2022年07月20日

ギャランフォルティス アライメント

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昨日ブレーキメインテナンスを行ったギャランフォルティススポーツバックラリーアート(CX4A)のアライメント調整です。
オーナーのMさんより旋回性を良くしてほしいとのご希望がありましたので、その方向での調整を行います。
確認走行は昨日のうちに済ませていますので測定を行ってみたところ、前回2年前に調整した状態からかなりのズレがありました。
2年で約43,000km走行されていらっしゃるので、ズレが生じてもおかしくはありません。

フロントキャンバーの左右差を調整、リヤトーの左右差も調整、フロントトーを調整して作業終了。
文章で書けばあっというまですが、実際はフロントキャンバーとリヤトーの調整部分が錆による固着があり、動くようになるまでかなりの時間を要しました。

調整後のテスト走行を行ってみると、確認走行の時よりも直進性の向上と共に旋回性が良くなっており、Mさんのご希望に近いのではないかと思われましたので、この状態で納車とさせて頂きました。

ブレーキ関連が新品でリヤ効きのセッティングになっていますので、ワインディング等で楽しく走れそうですね。






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2022年07月19日

ギャランフォルティスブレーキメインテナンス

ギャランフォルティススポーツバックラリーアート(CX4A)に乗られるMさんより、ブレーキローター&パッド交換依頼がありました。
車検整備を受けられた際にパッドの残量が少なく、ローターの摩耗も多いと言われ、今回の作業依頼となりました。



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交換した製品
フロントブレーキパッド・・・ディクセル Sタイプ
リヤブレーキパッド・・・・・ディクセル Xタイプ
ブレーキローターは前後ともディクセルPDタイプ
ブレーキフルードは車検時に交換済みとのことでしたので、今回はそのままです。


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フロントローター&パッド交換
パッドの残量も少なかったのですが、ローターの発錆がひどくパッドの当たり面の不良もありました。



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リヤローター&パッド交換
フロント同様パッドの残量も少なかったのですが、ローターの発錆がひどくパッドの当たり面の不良もありました。


ローターは前後同一PDタイプですが、パッドは前後で違うタイプを選択しています。

フロントに使用したSタイプをリヤにも使用したかったのですが、リヤ用Sタイプの設定が無い為、Xタイプを採用しました。

Sタイプの摩擦係数μと比較してXタイプの方が少し高くなっていますが、このことによりリヤブレーキを積極的に効かせて制動時の前傾姿勢を減らすことにもなります。

弊社のフィットハイブリッドRSもリヤにXタイプを使用し、制動時の前傾姿勢を減らしています。

明日は4輪アライメント調整を行います。






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2022年07月17日

ミニツーリングの下見

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お客様より「ミニツーリングはいつ開催されるのですか?」というお問い合わせを頂きました。
例年通りであれば4月に開催のお知らせを行う予定にしておりました。
ところが今年は他のイベントと重なることが多く、なかなか都合が付かなかったため、ミニツーリングの開催が行えませんでした。

とはいうものの自分自身ランサーでの走行を行っていなかったこともあり、本日ミニツーリングの下見と称して「道の駅 たいら」まで走ってきました。

ランサーに装着したオーディオの状態を確認するという意味も含め、久しぶりに359号線〜156号線へ。
オーディオのCDは音飛びが発生し、途中で音が出なくなる症状がありましたが、時間の経過とともに解消し、帰路は音飛びもなく快適に走れました。
(ウソで〜す。走行音がやかましくてボリュームを上げざるを得ない状況でした。)

庄川水記念公園を通り、遊覧船 船着場を過ぎた後のスノーシェッドとトンネル内の路面は雨の影響と思われ、全て濡れていました。

目的地の「道の駅 たいら」に到着し、トイレ休憩とペットボトルの水を買って、すぐ帰ることに。

本日は下見とオーディオの確認だけではなく古い燃料を消費する目的もあり、エンジン保護のため過給を掛けることなく、4000rpm以下という条件付きの走行に徹しています。

近いうちに「ミニツーリング」を開催する予定にしており、こちらのブログにてお知らせ致しますので、皆様宜しくお願い致します。






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2022年07月16日

NEWTON BRAKE

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ニュートン ブレーキ と読みます。
走行中の自動車を減速させる場合ブレーキを使いますが、そのブレーキの効かせ方について書かれた書籍がこのNEWTON BRAKEです。

「クルマの制動を行うのはブレーキの役目ですが、そのブレーキを操るのは運転者です。

止めたいところ(停止位置)へ止めるブレーキ操作はどのようにすれば良いのか。

単純にブレーキペダルを踏めば、減速とともにいずれ止まることになります。

ブレーキペダルを踏んだ瞬間から停止させる位置までペダルの踏力を一定に保つことが出来れば安全な減速となり、同乗者にも優しい運転となり、それが ニュートン ブレーキ です。」

という内容で記載されています。

2015年に入手した書籍で、内容を熟読しブレーキの効かせ方を習得するようにしていました。

今のところ同乗者からのクレームはありません。
(言わないだけなのかもしれませんが・・・)

緊急時のパニックブレーキに対しても効果のあるブレーキングが習得できるそうなので、興味のある方は目を通してみてください。






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2022年07月14日

圧縮圧力回復

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代車として活躍している「ハイゼット」ですが、この夏の暑さにエアコンを使用するとエンジンのパワー不足を感じます。

毎年のことと半ばあきらめていましたが、あるお客様から
「エンジンの中を綺麗にする添加剤を入れてもらったあとエアコン使用時のパワーダウンが少なくなった」
と言われたので、ハイゼットにもその添加剤を使いました。



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それは モティーズM650 です。

メーカーの説明として
「この製品は清浄分散効果に優れ、エンジン内部をクリーンに保ち、すでにあらゆる残渣物で汚れたエンジンの場合それらを分解しオイルに溶解させることで、オイル交換時にドレインから容易に抜き取る事を可能とします。
またピストンリングの固着を防止し、動きをスムーズにする効果を発揮します。
さらに分子量バランスを適正化する事で圧縮の回復及び維持を可能とし、静粛性・出力アップおよび燃費向上を、現実のものとします。」

と記載されています。

M650を使用した他のお客様からも、燃費の向上や加速性が良くなった等の報告を頂いておりますので、ハイゼットでもその効果を期待し圧縮圧力の回復からエンジンの出力が回復してくれれば、エアコン使用時の出力不足も解消するはずです。

走行しているうちに少しずつ回復してくるので、なかなか気付きにくいかもしれませんね。






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2022年07月12日

フィット ステアリングセンター調整

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(説明するうえで、少し誇張した角度になっています)

弊社デモカーのフィットハイブリッドRSのステアリングセンターが徐々にズレて(傾いて)きたため、調整しました。

発端は3月にフロントタイヤを新品に交換した時に少しだけ右に傾いた状態となりましたが、そのまま乗っていました。

約1か月間走行し、交換したタイヤ「ブリヂストン プレイズPXU」に不満を感じた部分で4輪アライメント調整を行い、ステアリングセンターも合わせていました。

それから約2か月以上経過し、その間にステアリングセンターが徐々に右に傾いていくのを感じていましたが、走行中気になるほどのズレとなったため調整することに。



調整は下記の通り単純な作業です。

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右側タイロッドを締めこんで短くする。


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左側タイロッドを緩めて伸ばす。

左右タイロッドを同量ずつ回転させるためステアリングセンターに変化は出ますが、アライメント上のトーの角度に変化はありません。
同量でない場合、トーの角度は必ず違ってきますので注意が必要です。



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このあとテスト走行を行ってみるとステアリングセンターが出ていたので、作業完了です。

なぜこのようなステアリングセンターズレが生じるのか?というと、今回交換したタイヤ「ブリヂストン プレイズPXU」はフロントのみで、リヤは従来の「ブリヂストン プレイズ PX-C」のままにしていたことが原因であると言えます。

フロントタイヤの残ミゾが3mmであった時点でリヤタイヤの残ミゾが5.5mmあり、リヤはそのまま使用したため、前後タイヤの特性違いによるものですね。

一般的にこのようなステアリングセンターズレは発生しにくいのですが弊社のフィットの場合、ワインディング走行を行って酷使するため、前後タイヤの特性違いが表面化したようです。

過去に前後異種タイヤを装着しステアリングセンターズレを経験していたため、慌てることもなく作業を行うことが出来ました。






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2022年07月11日

センサー 検証

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左前輪センサー

内臓バッテリーの電圧低下警告灯が点灯した左前輪センサーで、個別に充電を行なったあとのバッテリー電圧低下の症状が発生するのか検証してみました。

本日アライメント作業を行なった86に於いて、作業の最後まで警告灯の点灯は発生せず、その後暫く電源をONにしたままでバッテリーを消費させてみても、警告灯は点灯しませんでした。



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左後輪センサー

ブログに掲載していませんが、左後輪センサーの内臓バッテリーも個別に充電を行なっており、左後輪センサーも同様に検証しましたが、左前輪同様に警告灯は点灯しませんでした。

現在のバッテリーの状態であれば、左側前後のセンサーは大丈夫だと思われますので、残り右側前後センサーのバッテリーも個別に充電を行います。






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86(ZN6) アライメント

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86に乗られるSさんより、アライメント調整依頼がありました。
サーキット走行に於いてアクシデントが発生したため、アライメント測定&調整となりました。

今回の調整にあたり、フロントトーのみ指定の数値を決められ、それ以外は前回の調整値になるようにとのご希望でした。

測定を開始すると、フロントトーの数値が前回と比較してズレていたため指定の数値に合わせ、その他に関しては微調整で済みました。

調整後のテスト走行を行うと直進性も良く、ステアリングを切った際のレスポンスも良かったので、これで終了としました。

今後再びサーキット走行を行なわれる予定だそうです。






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2022年07月09日

ビートル オイルメインテナンス

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ビートルに乗られるYさんよりエンジンオイル&フィルター交換依頼がありました。
走行距離による定期交換です。

使用するオイルとオイルフィルターは
エンジンオイル・・・apm 5W-30
オイルフィルター・・OF110

オイルフィルターにエコACFの該当品がないため、従来からの純正相当品を使用しています。

オイル&フィルター交換が済み、タイヤの内圧点検&調整を行う際にYさんがピットに来られたので、いつものタイヤ内圧調整値をお聞きしたところ、自分が設定しようと考えていた数値とほぼ同じ値だったので、走行中の値になるように内圧調整を行い、作業を終えました。

既に10万キロを超えていますが、まだまだ現役で走られるそうです。






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2022年07月06日

センサーのメインテナンス

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アライメント調整作業に於いてホイールに装着するセンサーはバッテリーが内蔵され、テスター本体と無線によるコードレス通信を行っています。
最近になって作業中にバッテリー電圧低下の警告灯が左前輪用センサーに点灯するようになったため、バッテリーの容量低下と判断し、アライメントテスターのメーカーにバッテリーの価格を確認しました。
すると返ってきた値段は、ン万円という超ビックリ価格でした。

そこでバッテリーを取り外してバッテリー本体を確認してみたところ、バッテリーケースにニッケル水素バッテリーが6本入っているだけのものでした。



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これならばラジコンで使用している充電器を使って回復させられると考えて充電することに。
それぞれの電圧を測定するとバラバラな状態で、容量もバラバラです。
そこで最初に6本の状態で充電すると606mA充電でき、その後1本ずつ充電を行ってみると、
@ 333 mA
A 211 mA
B 221 mA
C 299 mA
D 270 mA
E 172 mA
と追加で入り、6本共満充電出来ました。

これでセンサー本体にバッテリーを戻し、次回のアライメント作業で警告灯が点かなければ大丈夫でしょう。

再度バッテリー電圧低下警告灯が点灯するようであれば、市販のニッケル水素バッテリーを購入し、交換するだけで済むはずです。

残り3台のセンサーのバッテリーも同様に再充電しなければならないかも?






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2022年07月01日

サンバートラック(TT2) アライメント

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スバル サンバー トラックに乗られるIさんより、アライメント調整依頼がありました。
フロントトー調整を行うためのタイロッドが固着し調整が出来なくなった為、タイロッド交換を含む作業と、リヤトー調整を行うためのトー調整ボルトも固着気味ということで、それぞれの部品交換を含めたご依頼となりました。
加えて走行中に上下に細かく揺れる現象があるそうなので、そちらの確認と点検も行います。

確認走行を行ってみると直進時に何となく真っすぐ走っていない感覚があり、それでも不安定とまでは言えない不思議な状態です。



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まずタイロッド交換を行ないましたが、交換するのは左側なので取り外した元のタイロッドの長さを測定し、取り替えるタイロッドの長さを同一にして車両に取り付けました。

この状態から各ホイールにセンサーを装着してアライメント測定を行ってみたところ、確認走行で感じた症状の原因となる数値が出ました。
真っすぐ走っていない原因として、スラストラインがズレて斜め左に向かって走行しておりフロントトーアウトも過大な状態でした、

過大なフロントトーアウトをゼロに調整したあとリヤトー調整ボルトを左右とも新品に交換し、リヤトー調整を行ったあとにフロントトー調整を行って作業終了です。

調整後のテスト走行を行うと、最初に感じられた不思議な感覚は消えて真っすぐ走るようになりました。
また安定した走りとなり、路面への追従性も良くなっているように感じられます。

走行中に上下に細かく揺れる現象について、60km/hを超えたあたりで振動が感じられましたので、ホイールバランスを測定しました。

右フロントホイールから測定したところ、アウター40g、インナー30gのアンバランスが表示されたので、0gになるよう調整。
左フロントホイールを測定すると、こちらもアウター40g、インナー30gのアンバランスがあったため、0gに調整。




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右リヤホイールを測定したところ、アウター側に70g 
インナー側に35gのアンバランスがありました。

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このようにアウター側に90gのバランスウエイトが貼ってあり、この反対側に70gのアンバランスが表示されたため、全てのバランスウエイトを取り外し、バランス再測定後に0gになるよう調整しています。

残り左リヤホイールはアウター40g、インナー30gのアンバランスが表示されたので、0gになるよう調整。

以前ホイールバランスを調整されたお店のホイールバランサーの較正が取れていなかったようですね。

調整後にテスト走行を行うと、60km/hを超えても振動は感じられませんでしたので、大丈夫でしょう。

これでオーナーのIさんに納車させて頂きました。






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