スイフトスポーツ(ZC31S)のSさんよりメインテナンス依頼がありました。
ブレーキフルード&クラッチフルード交換。
ディクセル328レーシングDOT4を使用し、全量交換です。
ZC31Sのクラッチフルード交換作業は一般的なニップルを回して抜くタイプではなく、レリーズシリンダーに付くパイプコネクタを1ノッチ引き出してフルード&エア抜きを行う形式です。
慣れてしまえばスムーズに作業が進みます。
LLC交換。
モティーズM747(レッド)で全容量交換です。
ラジエターのドレンコックを開くだけでなく、他の手段も用いてなるべく多くの冷却水を抜きます。
しかし冷却水を多く抜くことにより、エア抜きがなかなか完了しないというデメリットが生じます。
エアを噛むことでエンジンの水温センサーに誤差が生じ、冷却水温度が低い状態でラジエター冷却ファンが作動してしまうため、冷却水の温度が全く上がらない状態が続くという悪循環を引き起こします。
そこで冷却水温度を上げるように工夫することでエアが抜け、正常に循環するようになり、ヒーターも暖かくなります。
ほとんどのエアが抜けた状態となりましたので、明日まで冷やして不足分を補えば、作業完了です。
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