オイルメーカーのモチュールさんが弊社に新製品の紹介にいらっしゃいました。
その中で
「フラッシングオイルは使用されないのでしょうか」
という質問を受け、
「過去に他メーカー製品でエンジンにダメージを与えたことがあり、それ以来フラッシングオイルは使っていません」
と返答。
昔々の話なのですが、当時はエンジン内部の汚れを一瞬にして落としてしまうほどの強力な製品が存在し、それを使うことでカーボンやスラッジといったものがアッという間に取れたのです。
しかし使い方が難しくエンジン内部の潤滑成分まで取り除くため、場合によってエンジンに損傷を与える可能性もあったのです。
弊社で行っているのは「カーボン除去作業」という名称でピストンリング周辺のカーボンやスラッジを取り除き、M650によって走行中にエンジン内部全体を清浄するという内容で、ピストンリング周辺のカーボン除去を確実に行う作業としてお客様にも評判が良いのですが、手間の掛かる内容である為、車両をお預かりしての作業になる(時間が掛かる)というデメリットがあります。
もうひとつの方法としてM650のみをエンジンオイルに注入し、走行しながらエンジン内部を洗浄する方法もあります。
こちらは次のエンジンオイル交換まで走行するだけでピストンリング周辺を含めエンジン内部全てを洗浄する製品です。
そこで時間が掛からず費用も抑えられる製品として「MOTUL エンジンクリーンオート」のご提案がありました。
使用方法はエンジンオイル交換時にこの製品を注入して15分程度アイドリングを行った後、エンジンオイルとオイルフィルターを交換するという簡単な内容です。
「特殊清浄分散剤により、エンジン内のピストンリング等に付着した、カーボンやスラッジ類の汚れを強力に清浄・分散。
エンジン内部を洗浄し、ピストンリングの張力を復元し圧縮のばらつきを抑えます。また、 油性剤(エクストラクト)の働きにより洗浄中の潤滑性を維持し、エンジンにダメージを与えません。」
(モチュールさんのホームページから抜粋)
エンジンをより良好な状態に保つために2回のエンジンオイル交換毎に使用することを推奨します。
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