ポルシェ911(964 M/T)に乗られるF様よりアライメント調整依頼がありました.
サーキット走行(雨天時)に於いて右コーナーでスピンしやすく、左コーナーはスムーズに曲がるのでスピンしないようにしてほしいとのご依頼でした。
確認走行しても速度が低いので左右旋回の違いは判りません。
ピットに戻り測定を行うと、リヤトーの左右差が大きく、Fさんの訴え通りの数値が表示されました。
加えてリヤキャンバーにも左右差があるので、この両方を調整します。
最初にフロントトーを0に合わせ、それからリヤトー&リヤキャンバーを調整します。
このサスペンションは構造上簡単に狂うものではないので、この左右差は以前調整された際にこのような状態に調整されたのかもしれません。(あくまでも推測の域を出ませんが・・・)
リヤキャンバー調整の際に位置的に邪魔になるスタビリンク部の取り外し等を行ってリヤトーとリヤキャンバーを希望する値まで調整して固定。
フロントキャンバーはそのままキャスターとフロントトーを調整して作業終了。
テスト走行を行うと直進性も良く左右旋回の違和感も感じられず、ステアリングセンターも合っていたので完了。
空冷エンジンの964、今や希少な車両となっていますが、それでもサーキット走行を行われるほどのクルマ好きと感じました。
先日アライメント調整を行った993ターボのIさんとお知り合いとのことで、共にサーキット走行を楽しまれている仲間なんだそうです。
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