2020年06月11日

インプレッサ(GDB) カーボン除去作業

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インプレッサGC8からGDBに乗り換えられたKさんよりエンジン非分解洗浄(カーボン除去作業)依頼がありました。
GC8の時にこの作業を行ってエンジンの調子が良くなった事で、今回のご依頼となりました。

作業は水平対向エンジン用のカーボン除去剤を使用し、エンジン内部(特にピストンリング周り)のカーボンを時間を掛けて除去します。
一定の時間経過後、エンジンオイルを抜いて新しいエンジンオイルでフラッシング作業を2回行って終了。



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エンジンオイルはMOTUL 8100X-CESS 、オイルフィルターエレメントにエコACFを使用します。
エコACF自体がエンジン内部の汚れを取り除くと同時に汚れの再付着を防止する優れものなので、カーボン除去には必須アイテムとなります



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装着されていたNGK R7434-8レーシングプラグ と 交換する NGK イリジウムMAXプラグの比較です。
R7434-8は既に消耗しきっており、交換が必要な状態でしたので、ちょうど良いタイミングでした。



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更にMoty's M650を注入して走行しながら次回のエンジンオイル交換までカーボン除去を継続します。



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カーボン除去作業が終わり、次の作業を行うためリフトに掛けて明日に備えます。






中田自動車 Nakada Automobiles japan

〒939-0321
富山県射水市浄土寺104-14

TEL 0766-57-8701 / FAX 0766-57-8702
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2020年04月04日

スバル プレオ(RA2) カーボン除去 

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スバル プレオ(RA2)に乗られるKさんより、エンジン内カーボン除去のご依頼がありました。
エンジンよりオイル漏れがあったため、知り合いの自動車整備工場さんで修理をお願いしたところ、エンジンヘッドカバー内でカーボン&スラッジによる汚損が進行しているとの連絡があったため、弊社でカーボン除去を行うことになったのです。



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ヘッドカバーに装着されるブローバイガス還元装置のパイプとPCVバルブがスラッジで詰まり、エンジン内の圧力が上がってヘッドカバーガスケットよりオイル漏れを起こしたことが判明。
パイプとPCVバルブ内のスラッジの詰まりは解消されたものの、ヘッドのバルブリフターやカムシャフト周りのスラッジを落とすことが出来ないため、弊社で扱っている「カーボン除去剤」を使用することとなりました。



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使用するのは Moty's(モティーズ)M650 オイル添加剤で、エンジンオイルに加えて通常通りの走行を行えばカーボンを除去してくれるものです。

先日ジムニーで行ったカーボン除去と内容的には同じで、ジムニーは即効性の製品を使ったのに対し、今回のプレオの場合は遅効性の製品を使用することで、3,000キロ走行後にオイル交換するまで持続したカーボン除去となります。
次回のエンジンオイル交換時にM650を継続して使用することで、エンジン内のカーボン&スラッジをほとんど取り除いてくれますので、エンジンを分解することなくカーボン除去が可能となります。

オーナーのKさんは、まだまだこのプレオを乗り続けたいと言われましたが、このカーボン除去作業を行われたので、これからも現役で走れることになりますね。






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2020年03月31日

ジムニー カーボン除去作業 2

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スパークプラグはNGK プレミアムRXプラグを使用します。



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消耗した元のプラグNGK LKR7BI8(片貴金属タイプ)とNGK プレミアムRXプラグの比較ですが、電極部分の形状の違いが判ります。


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エンジンオイルはMOTUL 8100X-CESS 、オイルフィルターエレメントにエコACFを使用します。
エコACF自体がエンジン内部の汚れを取り除くと同時に汚れの再付着を防止する優れものなので、カーボン除去には必須アイテムとなります。



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更にMoty's M650を注入して走行しながら次回のエンジンオイル交換までカーボン除去を継続します。



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全ての作業が終わったエンジンルーム。



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エンジンを始動すると、お預かりした直後のエンジンの掛かりの悪さが払拭され、エンジン音そのものに変化が出ています。
10分ほどの暖機を行ってからテスト走行を行ってみると、最初に感じた発進時のもたつきが消えてスムーズな加速が行われ、低速からのエンジンの力を感じます。
ターボ車なので過給が掛かれば力は出ますが、その領域に達するまでの加速力が改善されており、カーボン除去の効果が出ているようです。

今回作業を行ったジムニーは走行距離が21万キロを超えていましたが、カーボン除去作業を行うことでエンジンの力が甦り、ピストンリング周辺のカーボン除去に十分な効果が出ていると考えられますので、オイル消費も抑えれらるでしょう。






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2020年03月30日

ジムニー(JB23W) カーボン除去作業(非分解洗浄)

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ジムニー(JB23W)に乗られるSさんより、カーボン除去作業(非分解洗浄システム)のご依頼がありました。
エンジンオイル消費量が多いとの事で、今回の作業となりました。



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スパークプラグを取り外してからの作業となりますが、取り外したスパークプラグ3本の電極部分はいずれも消耗(劣化)の度合いが著しく、この状態で火花が飛んでいたことが不思議なほどです。

このあとプラグ穴からカーボン除去剤を燃焼室内に注入し、時間を経てから除去剤の抜き取り作業とカーボン除去に対応したエンジンオイル交換を済ませ、エンジンを掛けながらエンジン内部の洗浄を行い、再びエンジンオイル交換を行って内部洗浄を行う作業を2回繰り返します。

このあとエンジンオイルを抜いて一晩放置し、オイルの残量を出来るだけ無くします。

明日は走行用エンジンオイル&オイルフィルターへの交換と、走行中にカーボン除去を行うオイル添加剤を入れ、新しいスパークプラグに交換します。



*ブログ右側のカテゴリーに「非分解洗浄(カーボン除去作業)」を設定し、過去に行った「カーボン除去作業」が見られます。



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2019年04月10日

180SX(RPS13) カーボン除去 2

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ミッション、デフオイル交換、ブレーキ&クラッチフルード交換を先に行ってからカーボン除去の最終作業を行います。




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エンジンオイル&オイルフィルター(エコACF)交換とスパークプラグを元に戻しイグニッションコイルを取り付けて作業終了。

テスト走行を行ってみるとエンジンの低速トルクが出ており、カーボン除去の効果がハッキリと感じ取れました。

ミッションオイルを交換したことでドグミッションのシフトアップ・シフトダウンもスムーズに行え、ギヤオイルの重要さを改めて感じました。

これでAさんに乗って頂くこととします。






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2019年04月08日

180SX(RPS13) カーボン除去 1

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180SX(RPS13)のAさんよりエンジンのカーボン除去作業依頼がありました。

サーキット走行を目的とした車両で、2014年〜2016年に富士スピードウェイをランサーで一緒に走ったこともあります。

エンジンの作りもサーキット向けになっていますが、一般道でも走れるようなセッティングが施されているので、通常は問題はありません。

しかしお互いに仕事が忙しくてサーキット走行に行けなくなり、一般道での走行だけではエンジン内部にカーボンが堆積する可能性もあるということで、Aさんからカーボン除去作業の依頼となったのです。

カーボンの堆積はピストンリングとリング溝の間が多く、通常はエンジンを分解して除去する必要がありますが、弊社の作業はエンジンを分解せず Moty's MCS721 を使用し、エンジン内部のピストンリング周りに付着しているカーボン除去作業を行う方法なので、時間の短縮とエンジンを分解するよりも低予算で出来ます。

本日はカーボン除去作業の最終作業であるエンジン内部のフラッシング作業まで行い、オイルを抜いた状態で終了。

明日エンジンオイル交換に加えてミッション、デフオイル交換、ブレーキ&クラッチフルード交換を行ってテスト走行を行う予定です。






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2019年03月14日

スイフト(ZC31S) メインテナンス

スイフト スポーツ(ZC31S)に乗られるSさんより、メインテナンス作業依頼がありました。

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ラヂエター&ホース&LLC交換

新車時から使用してきたラヂエターなので新品交換を希望されました。
サーキット走行されることもないので、純正と同じタイプのラヂエターに交換。
と同時にロアーホース、アッパーホースなどのホースも同時に交換です。

LLCは純正を使わずMoty's M747を使用し冷却性能の向上と、冬期にヒーターの効きを向上させる目的で採用しています。



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ヘッドカバーガスケット交換

スパークプラグを取り外した際にプラグホール内にエンジンオイルが溜まっていたため、ヘッドカバーガスケットを交換しています。

ヘッドカバーを外して驚いたのは、走行距離が11万キロを超えているとは思えないほど汚れがなく、普段からのメインテナンスがしっかりと行き届いていることがわかります。



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このあと Moty's MCS721 を使用したエンジン内部のピストンリング周りに付着しているカーボン除去作業を行い、エンジンオイル&フィルター交換を済ませ、全ての作業が完了しました。

カーボン除去作業を行った後のテスト走行で、エンジンの低速トルクの向上がハッキリと感じられ、ピストンからの圧縮圧力抜けが少なくなっていることがわかります。

その他ブレーキ系のメインテナンスも行っており、新車に近い状態となりました。

オーナーのSさんはまだまだこのスイフトに乗り続けられるようですので、将来的に見守っていきたい1台となりそうですね。






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2018年05月30日

カーボン除去作業完了

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昨日のスイフト スポーツの作業の続きです。

今回エンジンのベルト交換も同時に作業してほしいとのことでしたので、エアコンベルトとウォーターポンプベルトの2本を交換しています。
作業スペースが狭くて意外と時間がかかりました。


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新しいエンジンオイルを入れる際に弊社の定番であるMoty's M650エンジンオイル添加剤を一緒に入れています。
カーボン除去剤のMCS721のみでは除去しにくい場所のカーボンをエンジンオイルの浸透性を利用して取り除いてくれます。


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最後にイグニッションプラグをRXプラグに交換して作業終了。

テスト走行を行ってみると、アクセル開度の少ないうちからトルクが感じられ、とても乗りやすくなっています。
新車時と同じとは言えないでしょうが、お預かりした最初とは比較にならないほどの力強さを感じましたので、これでオーナーのYさんに納車させて頂きました。






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2018年05月29日

スイフト スポーツ(ZC32S) カーボン除去作業

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4月に「クスコ STREET ZERO A」を装着されたスイフト スポーツ(ZC32S)に乗られるYさんより、エンジン内部のカーボン除去作業依頼がありました。

Moty's製 エンジン非分解洗浄システムのMCS721 を使用し、燃焼室内及びピストンリングのカーボン除去を行います。

最初にエンジンオイルを抜いておき、イグニッションプラグを外してからプラグホールよりMC721を必要量注入し、4時間ほど経過してから内部の汚れたMC721を抜き取り、洗浄用エンジンオイルに入れ替えてからをエンジン始動。


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1500rpmで30分経過したあとオイルを抜き、再度洗浄用エンジンオイルに交換してからもう一度1500rpmで約30分経過を待ちます。
画像は1度目の洗浄後のオイルを抜いた時の様子ですが、内部の汚れを取り込んでいるために新油でありながら、かなり汚れています。

残りの作業は明日になりますので、本日はここまでで終了です。






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2015年08月19日

カーボン除去作業 2

昨日のインプレッサS201の作業続きです。
オイルフィルターを新品に交換し、走行用エンジンオイルに加え、Moty's M650を同時に入れて、走行中におけるカーボン除去を引き続き行います。
更にガソリン添加剤としてM655も注入し、燃焼室とバルブ等におけるカーボン除去も行います。


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今回カーボン除去作業以外にパワーステアリングフルード交換も行っています。
以前各部の点検を行った際にパワーステアリングフルードの汚れがひどく、熱負荷による焼けたにおいも酷かったので、交換に至りました。
またクラッチペダルの遊びが無く、繋がる位置も高かったため、ペダル調整も行いました。

作業が終わりテスト走行を行ってみると、クラッチの繋がり位置が適正になったことと、ステアリング操作が若干軽くなりました。

エンジンに関しては拭け上がりも良く、不満な部分もありませんので、今後Moty's M650とM655の効果など細かな部分はオーナーのKさんに乗って頂いて感想をお聞きしてみることにします。



車両全体の感想としてサスペンションが硬く感じられるのと、コーナリング時の重さが少し気になりました。
このあたりはS201純正サスペンション(スプリング・ダンパー)の特徴なのかもしれませんが、もう少し乗り心地を良くしながら旋回性能の良いタイプに変更されるのもアリかな? と、思った次第です。
今後、オーナーのKさんと相談しながら進めていく事になりそうですね。






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2015年08月18日

カーボン除去作業

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GC8インプレッサの限定車S201に乗られるKさんより、エンジン内部のカーボン除去作業依頼がありました。
外観は通常のインプレッサWRX-STIと同じになっていますが、中身は間違いなくS201で、コーションプレートや車検証で確認済みです。




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S201である証拠のひとつにサスペンションダンパーのスプリングロアシート部分に車高調整機能が付いており、既に最低車高になるまで下げてあります。




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エキゾーストマニホールドが新車時の左右非等長のタイプから、GDB用の等長タイプに変更されており、効率アップを狙ったものと思われますが、タービンが新車時のままのものを使用しているため、サポートパイプがツインではなくシングルタイプにされています。
Kさんにお聞きすると、「前オーナーの時に交換されてたようです」との返答を頂きました。




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さて今回のご依頼であるカーボン除去作業ですが、Moty's の製品を使用しており、入庫時のエンジンオイルを抜いたあと新品のエンジンオイルを使用してカーボン除去作業を行っています。
カーボン除去を行ったあとオイルを抜いた時の画像ですが、新油を使っているもののカーボン除去を行った証拠として出てきたオイルが既に汚れています。




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更に新油を入れてフラッシングを行い抜いてみると、残りの汚れと共に廃油として出てきており、このまま一晩全量を抜いて、オイルフィルター交換と走行用のエンジンオイルを入れる予定です。






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2014年02月20日

カーボン除去作業 パッソ

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トヨタ パッソ(KGC10)のYさんより、最近エンジンオイル消費が多いので、なんとかならないかという相談を受けておりました。

走行距離も10万キロを超えていたので、まずはエンジンのピストンリング周辺に付着しているカーボンの除去を行うことで、ある程度改善出来るかもしれないというご提案をさせて頂きました。
後日「カーボン除去」作業依頼があり、2日掛けて作業を行いました。
作業前に確認走行を行いましたが、全体的に馬力のないエンジンという印象と、アクセルを踏み込んだ瞬間に「カリカリ」というノッキング音が出た事でちょっと不安を感じたほどでした。



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初日にシリンダー内へ洗浄剤を入れてピストンリング周辺のカーボン除去を行い、汚れた洗浄剤を除去したあと新品のエンジンオイルに交換しエンジンを掛けると、マフラーより洗浄剤の残りが燃焼され、白煙となって排出されます。




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30分程度のアイドリング後にエンジンオイルを抜くと、新品のオイルがすでに真っ黒な状態で排出されます。
ピストンリング周辺に付着していたカーボンが除去され、エンジンオイルで洗浄されたということになります。




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一晩かけてエンジンオイルを全量排出させ、再び新品のエンジンオイルを注入します。
1時間程度のアイドリング後にエンジンオイルを抜くと、割ときれいな状態で抜けてきました。





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ひと通りの洗浄が終わった最後にオイルフィルターエレメントを交換し、エンジンオイルもYさんの用途に合わせたタイプを注入します。





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イグニッションプラグも新車装着時のままで消耗が激しいため、NGKのRXプラグに交換しています。
このRXプラグはエンジンの始動性だけでなく、多くのメリットがあるため、適応車種に該当する場合はお客様に説明をした上で装着をお勧めしております。


これら全ての作業を終えたあとのテスト走行では、お預かりした最初の確認走行時の馬力のない印象が消えて、キビキビと走るのが確認出来ました。
アクセルを踏んだ瞬間のノッキング音も発生せず、最初の時と同じようなアクセル開度では速度が上がりすぎるため、アクセルを戻す必要があるほどでした。

これはピストンリング周辺のカーボン除去により、本来のエンジン出力が発生するようになったものと推測されます。

10万キロ超えのエンジンではありますが、カーボン除去を行うことで新車時に近いところまで復活したのではないでしょうか。

これでエンジンオイル消費が抑えられるとYさんのご希望通りなのですが、次のオイル交換時に結果が出ますね。






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2013年04月25日

SG5フォレスター カーボン除去作業

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SG5フォレスターのFさんより、エンジン内部のカーボン除去作業依頼がありました。


カーボン除去作業というのは、エンジン内部に徐々に堆積するカーボンが原因で燃焼室内の形状が変化したり、ピストンリング周辺にカーボンが付着してリングの動きが悪くなったりすることで、正常な燃焼が行えなくなったり、圧縮圧力が低下してしまう状態から、カーボンそのものを除去して、正常な状態に戻す作業のことをいいます。

従来はエンジンを分解しての作業でしたが、エンジンを分解せずに行うことも可能になったので、今回SG5フォレスターに施工を行いました。

ゆっくりと時間をかけてカーボン除去作業を行った最後の仕上げが画像にあるイグニッションプラグ交換です。

Fさんのプラグは既に4万キロ近く走行していて、初期性能が既に落ちている状態でした。

カーボン除去とプラグ交換を行った効果は、エンジン始動を行った時に現れました。
入庫頂いた時と比較するとビックリするほど早くエンジンが掛かるようになっており、燃焼状態の正常化と点火プラグによる強力な火花によって始動性が良くなった事がわかります。

このあとオーナーのFさんに乗って頂き、カーボン除去の効果を実感して頂いたあとの感想をお聞きしたいと思います。






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2013年03月13日

ラウム カーボン除去作業

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BNR32GTRのTさんより、奥さんのラウムで最近エンジンオイル消費が多いので、何か良い対策はないでしょうかと、ご相談がありました。

オイル消費の原因がオイル上がりであれば、カーボン除去作業を行うことで改善できる場合もあることをお伝えしたところ、作業依頼があり昨日から作業を行っていました。

カーボン除去作業というのは

・エンジン燃焼室内及びピストンリング類のカーボン除去
・エンジン圧縮向上による中低速域のトルクアップ
・燃費向上、排気ガスの清浄化
・大幅なメンテナンスコストの削減

といった効果を得ることが出来ます。

中でもピストンリング類のカーボン除去というのが第一で、これが除去出来ればオイル上がり傾向も防げる可能性があるからです。

それに加えてプラグの交換も同時に行いました。


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装着されていたプラグは赤矢印の通り、中心電極も外側電極も摩耗が激しく、アクセルを急激に踏み込むと軽いノッキングを起こすほどの状態でした。



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新しく交換したプラグは最近のお気に入りであるNGK製のRXプラグです。

従来の高性能プラグであるイリジウムプラグよりも始動性や燃費の向上など性能向上を図ったプラグです。
自分のインプレッサにも使っていますが、低速トルクの増えたことが感じられました。
他のお客様からも同様なご意見を頂いていますので、高性能なことが分かります。


最後の仕上げに、新しいエンジンオイルと共にMoty's(モティーズ)のM650を入れて終了です。

これで次回のエンジンオイル交換までの期間、エンジン内部を綺麗にしてくれます。






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2011年10月26日

水平対向エンジンのカーボン除去

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昨日ガソリン添加タイプのカーボン除去剤を入れたので、本日は水平対向エンジン用のカーボン除去作業を弊社インプレッサGC8で行ってみました。

ガソリン添加タイプは主にヘッドのバルブや燃焼室に於いて効果を発揮するもので、本日行ったものはピストン、シリンダー、カムシャフトなどエンジン内部のカーボン除去に効果があります。


エンジンオイルにカーボン除去用添加剤を入れエンジンを掛けながらカーボン除去を行うのですが、最初にフラッシングを行ったあと新しいエンジンオイルに交換し再度フラッシングを行ったあとに抜いたオイルの状態の画像です。

最初に抜いたエンジンオイルは非常に真っ黒でしたが、この2回目も最初とあまり変化が無いほど汚れた状態で出てきました。
それだけエンジン内部が汚れていたという事でしょう。
と同時にカーボン汚れをしっかりと落としてきたという証拠でもあります。

ただしこの作業だけではピストンリング周りのカーボン除去が完全ではないので、走行用エンジンオイルに交換した際、別のオイル添加剤を入れます。

この添加剤は時間を掛けてピストンリング周りのカーボンも取り除いてくれる為、通常走行を行うだけでカーボン除去が行われます。


今日の作業を行ってみて驚いたのは、もともとアイドリング時の負圧がメーターで550mHg程度だったのが、作業後は600mHgまでになっていたことです。
これはピストンリング周りのカーボンが取れてリングが拡張した結果だと思われます。

またカチャカチャと騒がしかったエンジン音が静かになったことです。
特に左バンクのヘッド付近が一番静かになりました。

今までの直列エンジン用カーボン除去を行われた車両でも、ガソリン添加剤とエンジンオイル用添加剤は使用可能なので、継続したカーボン除去を望まれる場合に、ご使用をお勧め致します。




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2011年10月16日

水平対向エンジン用カーボン除去の料金決定!

水平対向&V型エンジン用のカーボン除去作業が可能になりましたので、このエンジンにおけるカーボン除去作業の料金設定をしました。

従来の4気筒タイプよりほんの少しだけですが、安価に設定させて頂きました。

また使用する製品の一部はカーボン除去作業そのものを行わなくても使え、時間は掛かるもののカーボン除去が可能ですから、単品での使用をお考えの方にもお勧め出来ます。

詳細はお店でお伝えしますのでご遠慮なくお申し付け下さい。




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2011年10月12日

Uさんのアウトランダー カーボン除去 完了

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Uさんのアウトランダーのカーボン除去作業の後半ですが、エンジンオイルを何度か交換するエンジンオイルフラッシングを行い、最後に出てきたオイルの状態です。

汚いオイルが抜けきってキレイな状態で出ています。


CIMG6967.JPG

このあとオイルフィルターと走行用のオイルに交換して作業完了。

テスト走行を行ってみたところ、中低速時のトルクが増えた感覚があり、希望する速度まですぐに到達する感じがありました。

今回カーボン除去に加えエコACEとエコACFも使用したため、相乗効果としてこのような結果が早く出たものと思われます。

エンジンを分解することなくピストンリング周辺のカーボンを除去するこの作業は、時間も費用もそんなに掛からず効果を発揮しますので、走行距離が7〜8万キロを超えているような車輌であれば、お奨めの作業と言えます。



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2011年10月11日

Uさんのアウトランダー カーボン除去

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Uさんのアウトランダーがもうすぐ10万キロを迎えるということで、先週のご来店時にエンジン内のカーボン除去をお勧めしたところ快諾されて本日の作業となりました。

朝一番から作業を開始し、つい先ほど作業の半分が終了しました。

残りの半分は明日の朝から開始します。

夕方には終了の予定ですので、もう暫くお待ち下さい。





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2011年01月06日

NCP91のカーボン除去作業2

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NCP91のカーボン除去作業が終わりました。

確認のためのテスト走行に出たのですが、排気量の割りに低速時から力のある感じを受けました。(昨日比較のための走行テストを行わなかったのが悔やまれます)

オーナーのSさんからはカーボン除去を行うことによって、低速トルクが出ないものかという希望があったので、実際に乗ってもらってから感想を教えて頂くこととしました。

店を出られてから暫くして、メールにて
「お店を出た直後に低回転での加速の良さが特に分かりました!
エンジンもスムーズに回るようになったように感じます。」
との感想が送られてきたので、Sさんの希望に叶った状態になっていたことが判明し、作業を行っただけの効果がしっかりと出ていたことを感じました。

これで今月末の富士スピードウェイ走行が楽しみになりました。




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2011年01月05日

NCP91のカーボン除去作業


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NCP91のSさんよりカーボン除去作業依頼があり本日入庫されました。

以前カーボン除去作業された180SXのAさんや、80スープラのMさんと同じく昨年の1月に富士スピードウェイを走行されており、2台とも調子が良くなっていることもあって、今年の富士走行前にカーボン除去を希望されたものです。

新しい車なのでそんなに汚れていないだろうと思っていたのですが、意外にもそうではないみたいで、液剤を注入しようとプラグホールから見えたピストントップには結構なカーボンが付着しているのが見えました。

となればそれだけのカーボンが付着しておれば、ピストンリング溝にもカーボンの付着が十分考えられます。

その溝に付着しているカーボンを除去するのが目的ですから、今回の作業後の結果を確認するのが楽しみになってきました。

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posted by アムロジン at 19:41| Comment(0) | 非分解洗浄(カーボン除去作業)

2010年11月03日

非分解洗浄システムを目で見る


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非分解システムの効果が実際のところどうなのか、目で確認したいと思いカーボンの付着したピストンを使用して液剤を塗布してみました。

実際に使用する量をピストンリング部とピストントップに塗り約3時間放置したあと、液剤を落とすのにパーツクリーナーを吹いただけの状態で、画像右側のようにきれいにカーボンが落ちました。

80スープラもアイドリング時の負圧が強くなっていたので、エンジン内部では画像と同様にキレイになっているものと推測出来ます。



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posted by アムロジン at 19:16| Comment(0) | 非分解洗浄(カーボン除去作業)