2023年03月23日

スイフトスポーツ(ZC31S) アライメント

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スイフトスポーツ(ZC31S)に乗られるUさんより4輪アライメントの測定&調整依頼がありました。

昨年11月に車検整備と同時にアライメント調整を行われていらっしゃるのですが、今季の冬の酷い路面を走行されたことによるアライメントのズレを心配され、本日のご用命となりました。

測定した数値でいえば昨年11月の調整時と比較してフロントトーに少し左右差があった以外はほとんどズレはなかったので、フロントトー調整のみ行って作業を終えました。

作業後のテスト走行を行いましたが、常に安定した走行でしたので、これでオーナーのUさんに乗って頂く事にします。






中田自動車 Nakada Automobiles japan

〒939-0321
富山県射水市浄土寺104-14

TEL 0766-57-8701 / FAX 0766-57-8702
H / P : http://www.nakada-auto.com/
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2023年03月06日

フォレスター(SJG) アライメント

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お付き合いのあるショップ様よりスバル フォレスター(SJG)のアライメント調整依頼がありました。
直進走行時にステアリングホイールが少し傾いているので、その修整を含めたストリート走行向けのアライメント調整という内容でした。

確認走行に於いてステアリングホイールが右に傾いていることを現認したことに加え、コーナーを旋回する際に違和感がありました。

ピットに戻りアライメント測定を行うと、フロントキャンバー、フロントトー、リヤトーに於いて修整が必要な状態でした。

フロントキャンバーは基準値よりもネガティブが強く、更に左右差がありましたので、適正値まで起こした調整を行いました。
フロントトーはトーインが少し強くキャンバー角と共に旋回時の違和感の原因と判明。
適正値まで起こしたキャンバーに合わせた値に調整しています。

リヤトーは左右差が大きいものの走行安定性を確保していたので、トータルトーの1/2ずつを左右に振り分けて調整。

作業後のテスト走行を行うと、ステアリングセンターが合っている事と最初に感じた違和感が消えていたので、完了としました。

これでオーナーの方に乗って頂くこととします。






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2023年03月02日

スカイラインGTR(BNR34) アライメント

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スカイラインGTR(BNR34)に乗られるHさんよりアライメント調整依頼がありました。
今回もサーキット走行に備えてのご依頼で、前回の調整値に合わせてほしいという内容でした。

ヨコハマタイヤが主催する「2023 ADVANサーキット走行会」の3月18日(土)富士スピードウェイにて開催される走行会に参加されます。

過去に何度も調整しており手順は慣れていますが、フロントキャンバーとキャスターの調整方法のみ気を遣うところがあります。
そんなことを考えながら測定を開始してみたところ、その部分の調整を行う必要がなく、それ以外の調整のみでしたが、サーキット用のアーム類に変更されているため、微妙な締め具合を要求されながらの調整を行い作業を終えました。

テスト走行を行うとアライメント調整に関して問題はなく、新しいタイヤでの変化を感じる程度でした。
従来のブリヂストンタイヤから今回はヨコハマタイヤに変更され、「ADVAN走行会」に備えられたそうです。

タイヤサイズは同じですが、タイヤの特性が全然違うはずなので、サーキット走行に於いてその違いを感じ取り、楽しく乗りこなして頂ければと思います。

楽しんできて下さいね〜






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2023年02月25日

クラウンエステート アライメント

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ダンパー交換&クスコLSDを組み込んだMさんのクラウンエステート(JZS171W)のアライメント調整です。

LSDを装着されましたが、あくまでもストリート仕様であり、直進安定性+たまにワインディング走行というご希望でしたので、その内容で調整を行いました。

測定を開始すると、サスペンションアームを取り外したものの、取り付け位置のマーキングを行なったことで大きなズレは無く、ご希望の内容に合わせた調整を前後共に行って作業を終えました。

テスト走行を行うとLSDのチャタリング音は発生せず無音でしたが、右左折の発進時に内側タイヤが「キュキュキュッ」という感じでスリップするのでLSDは確実に効いていることがわかります。

走行に関してはスタッドレスタイヤではあるものの直進性が良く、更にKYB NEW SRスペシャルの効果が出ており、揺さぶられ感のない乗り心地がとても良いと感じられました。

これでオーナーのMさんに乗って頂くこととします。

サマータイヤを履かれる春が待ち遠しいですね。






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2023年02月09日

カローラスポーツ アライメント

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CHUHATSU PLUS MULTI ROADスプリングを装着したSさんのカローラスポーツ(NRE214H)の4輪アライメント調整を行いました。

純正スプリングから車高の上がるスプリングへの交換であり、フロントが22mm、リヤが25mm程度上がりました。

車高が上がったことにより、フロントトーはIN側に大きくズレ、リヤトーはOUT側に大きくズレました。

フロントキャンバーをネガティブ側に調整するためフロントストラット組付け時に純正のキャンバー調整ボルトを左右共に組み付けており、右側は希望する値になりましたが、左側がネガティブ側に傾きすぎたため、元の純正ボルトに戻してみたところ、左側のネガティブキャンバーも希望する値となりました。

Sさんより希望される車の動きを伺っていますので、その状態になるようにリヤトーを調整し、フロントトーもキャンバーと操縦性のバランスが取れるように調整して作業を終えました。

作業後のテスト走行を行ってみたところ、直進性の良さと旋回時の反応や車両の安定感などSさんの希望された内容に近い状態であると思われたのと、直進時のステアリングセンターも出ていたので、これで乗って頂くことにします。

カローラスポーツは1.2リッターエンジンはターボであるということですが、ターボで過給していることを全く意識させない制御が素晴らしく感じられました。

またサスペンションダンパーも交換する必要がないと思わせるような減衰力特性であり、スポーツの名に恥じない内容を持っていると感じられました。

GC8インプレッサと似ていて好きです。






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2022年12月07日

アウディA6オールロード アライメント

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アウディA6オールロードに乗られるSさんより、直進性が悪いということでアライメント調整依頼がありました。
確認走行を行ってみると路面状態の悪い道(ワダチの酷いところ)を走行すると、ステアリングが右に左に強く引っ張られる感覚があり、明らかに直進性の悪い状態と感じました。

ピットに戻りアライメント測定を行う前にタイヤの状態を確認してみたところ、フロントタイヤの摩耗が進んでおり、タイヤの中央よりも両サイドの摩耗が酷く、空気圧の低い状態で使用されていたものと思われます。


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左フロントタイヤ
中央よりも内側と外側の摩耗が進んでいます。

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右フロントタイヤ
こちらも中央よりも内側と外側の摩耗が進んでいます。

車両に記載されている内圧の基準値は、冷間時 フロント2.5k リヤ2.7k となっていますが、確認走行後の温間時の状態で内圧を測定してみると、フロント2.3k リヤ2.2k とかなり低い状態です。

とりあえず基準値のフロント2.5k リヤ2.7kに調整してからアライメント測定を行うと、フロントトーのズレが大きいためフロントキャンバー値との兼ね合いを考慮し、基準値を参考に少しアレンジして調整しています。
そのあとリヤトーの左右差を合わせて再度フロントトーを合わせ直して作業終了。

最初の確認走行時と同じ道路でテスト走行を行ってみると、最初よりもワダチに対する影響が少なくなっています。
アライメント調整とフロントタイヤの内圧を高めた事によって変化があったものと思われましたので、もう少しだけフロントタイヤの内圧を上げて走行してみると、更に良くなっているように感じられました。

今日はここまでにして一晩置いてタイヤ温度を下げ、明日再調整を行ってベストな内圧を探ってみます。






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2022年11月22日

スカイラインGTR(BNR32) アライメント

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お付き合いのあるショップさんより、スカイラインGTR(BNR32)のアライメント調整依頼がありました。
タイヤの偏摩耗がひどすぎて、バーストしたそうです。

確認走行は不要と判断し、すぐに測定を開始したところフロントトーアウトが大きく、リヤトーもスラストラインが左向きとなっている状態でした。

アライメント調整の内容としてタイヤの偏摩耗を抑えることと、高速道路での安定性向上というご希望でしたので、リヤトーは直進性向上+偏摩耗抑制とし、フロントトーは偏摩耗抑制+直進安定性向上という調整を行って作業終了です。

調整後のテスト走行を行ってみると、装着されているタイヤの太さを感じさせないほど路面の影響を受けず、直進性が良いままコーナーも希望通りの旋回をしたので、これでOKとしました。

スカイラインGTRの中でこのBNR32のボディは運転しやすいサイズだと常々感じており、サスペンションのセッティングが合えばとても楽しく走らせることが出来るクルマだと思います。






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2022年11月18日

スイフトスポーツ(ZC31S) アライメント

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スイフトスポーツ(ZC31S)に乗られるUさんより車検整備と4輪アライメントの測定依頼がありました。

車検整備一式を終えたあとスタッドレスタイヤを4本とも新品に交換し、ミッションオイル交換+レヴィテックG5注入などの作業を終えアライメント調整を行いました。

車検整備の際フロントロアアームのボールジョイントブーツ交換を行った為ロアアームの切り離し作業が伴いました。

測定した数値でいえば今年3月に車高調キットを装着した時のアライメント調整値とほぼ同じでしたが、フロントトーにわずかなズレがあったため、その部分のみ調整して作業を終えました。

作業後のテスト走行を行いましたが、スタッドレスタイヤが新品である為、ステアリングセンターが合わない可能性もあるので、来春サマータイヤに履き替えられてから再度ステアリングセンター確認を行う予定です。

これでオーナーのUさんに乗って頂く事にします。






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2022年10月31日

86 (ZN6) アライメント

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作業のご依頼を頂いている自動車整備センターさんより、トヨタ86(ZN6)のアライメント調整依頼がありました。
車高調整キットを装着されており、一般道のストリート走行向けでのご依頼です。

確認走行では特に違和感を感じることもなく走りましたが、ステアリングセンターにズレがみられました。
ピットに戻り測定を開始すると、リヤトーに少し左右差があることと、フロントトーにちょっと大きめの左右差があり、これがステアリングセンターのズレになっているものと思われました。

リヤトーインが少し大きめだったので適正値に調整し、フロントキャンバーとフロントトーの左右差を合わせ直して作業を終えました。

作業後のテスト走行を行ってみると、真っすぐ素直に走りますがステリングセンターにほんの少しだけズレがあるため、ピットに戻って修正を行い、再度確認走行を行うとステアリングセンターが合いました。

これでオーナーの方に乗って頂けるように自動車整備センターさんに説明して車両をお渡しします。






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2022年10月25日

ハリアー(MXUA85) アライメント タイヤ交換

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いとこの会社で使用しているハリアー(MXUA85)のアライメント調整を行いました。
左リヤタイヤを縁石に当てたそうで、かなりの衝撃があったためタイヤ交換とアライメント調整の依頼となりました。
測定を行うと左リヤタイヤを当てたという状態の数値が表示されました。
リヤトーの左右差が大きいのとそれに伴うフロントトーのズレです。
リヤトーは左側だけでなく右にも影響を与えており左右共に前回と同じ状態に調整しています。
フロントトーも左右差を修正し、前回と同じ状態に調整して作業終了。


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このあと左リヤタイヤのみ交換作業を行って車両に装着し、アライメント後のテスト走行です。
直進性が良くコーナリング時の左右差もなく安定した走行でしたのでこれで完了としました。

タイヤに関して縁石などにタイヤのサイド部分を当てることでタイヤ内部のコードが切断され、コブの発生などがあります。
最初のうちは大丈夫そうに見えても、時間の経過とともに膨らむケースが多く、高速走行中の場合バーストする危険性もありますので、今回のように1本だけであっても交換する方が賢明です。

これでオーナーの方に乗って頂くことにします。






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2022年10月12日

マスタングGT アライメント

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マスタングに乗られるMさんよりアライメント調整依頼がありました。
ショップさんで車高調整を行ったあとショップさんを通じて他店でアライメント調整を行われたところ、リヤタイヤの左右のフェンダー内への収まり寸法差が大きくなったそうです。
確認してみると左側タイヤはフェンダーとほぼツライチですが、右側タイヤはフェンダーから10mmほど中に入った状態で見るからに左右差の大きな状態です。
アライメント調整の用紙を拝見させて頂いたところ、調整後のリヤトーは左右差の無い状態となっていました。
ところが測定を開始してみるとリヤトーの左右差が大きく出ており、用紙の数値は間違っているようでしたので調整を行いました。



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今回調整した部分は矢印の付いているラテラルロッドです。
長さを調整することが可能な製品に交換されているので、専用の工具を使用してホーシングを右側に移動するように調整していきます。
タイヤとリヤフェンダーとの寸法を測定しながらラテラルロッドを調整し、アライメントのリヤトーの確認も一緒に行っていくうちにリヤトーの左右の数値が揃ってきました。
リヤトーの左右の数値が同一になった時点でタイヤとフェンダーの寸法を測定するとほとんど左右差の無い状態になっています。
そしてラテラルロッド左側のロックナット付近のロッドに過去に私が書いたマジックの文字が表れたので、調整の位置として間違っていないようです。

おそらく他店で行われたアライメント調整はラテラルロッドを調整しリヤトーの数値を合わせたものと推測できますが、較正がされていないテスターであったため、ズレた数値が結果値として表れたのでしょう。



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右リヤトレーリングアーム(調整式)

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左リヤトレーリングアーム(調整式)

リヤトーの調整はラテラルロッドで行うのではなく、このトレーリングアームの長さを調整して行います。
このマスタングは過去に弊社で何度もアライメント調整を行っていますので、トレーリングアームの長さを変えなくてもラテラルロッドの長さを前回と同じ位置関係にすることで解決しました。



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この部分はデフキャリア上部に付いたディファレンシャルピニオンアングルを調整するもので、過去に-2度(マイナス2度)に調整しており、今回確認のため測定してみたところ-2度のままでしたので、調整は行っていません。

来月セントラルサーキットにて開催されるドラッグレースに参加されるそうなので、好成績を収められることを祈っております。






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2022年10月07日

レクサス RX450h アライメント

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お付き合いのある自動車屋さんより、レクサスRX450hのアライメント調整依頼がありました。

今年4月にブリッツダンパー ZZ-R 車高調&他社製スプリングを装着し、快適な走行を行われておられたのですが、お客様から車両の購入希望があったため売却されることとなり、純正サスペンションに戻されたあとのアライメント調整になります。

純正に戻されてから弊社にご入庫され、確認走行を行ったあと測定を開始しました。

測定してみるとフロントキャンバーは基準値に近い状態でしたのでそのままとし、左右差のあるフロントトーとリヤトーの調整のみ行って作業終了。

調整後のテスト走行を行うと直進性も良く旋回も違和感の無い素直な曲がり方であったので、これで完了としました。

乗り心地については減衰力調整式純正ダンパーの柔らかい状態よりもブリッツ車高調&他社製スプリングの方が良かったように感じられました。

このことは自動車屋さんの社長も同じことを言われましたので、間違いないようです。


余談ですが・・・
ブリッツ製のダンパー減衰力特性は自分でも気に入っているのですが、キットに付属するスプリングでは私の希望する状態にならないことがあり、他社製のスプリングを使用することで解決することがあります。
全ての車両が該当するわけではなく一部車両での使用に於いて、ユーザー様の希望に合わせようとしてもその状態にならず、スプリング交換で修正できることが多々あったため、その後他社製スプリングに変更することが増えました。
しかし、全ての車両ではないというところがとてももどかしいのです。





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2022年10月01日

プジョー206RC アライメント

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お付き合いのあるディーラー様よりプジョー206RCのアライメント調整依頼がありました。
リヤサスペンションのトーションビームAssyの交換を行われた後のアライメント調整です。
直進走行時にステアリングが左に流れていくという症状を改善してほしいというご依頼でした。

受け入れで確認走行を行ってみると路面の状況にもよりますが、左に流れる症状がわかりました。
左下がりの路面では確実に流れ、平坦路でもジワジワと左に流れます。

ピットに戻り測定を開始するとリヤトーの左右差が大きくスラストラインが左方向を向いています。
トーションビーム交換によるリヤトーのズレなので、トーションビームの位置調整を行いました。



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手前の長く伸びた2本のアームを動かしてトー調整を行う構造ではないので、トーションビームそのものを移動させなければなりません。

サスペンションメンバーと同様な取付け方法ですが、位置決めがキッチリとしているため、簡単に動かせるような構造ではありません。

色々と工夫しながら色んな工具を用いてトーションビームの固定部分を動かしていくことで、ようやく希望する数値となりました。
フロントトーもズレがあるので調整して作業終了。

テスト走行を行うと受け入れ直後と比較してかなり改善されたものの、まだ左に流れます。
平坦路でもほんの少しずつ左に流れるので、これはタイヤにも原因があると思いピットに戻ってフロントタイヤの左右を入れ替えて再度テスト走行。

すると平坦路では全く流れることなく直進し、左下がりの路面でもほとんど流れないと感じられるほどまでになりました。
確認のためフロントタイヤをもう一度戻すと、やはり左に流れます。
間違いなくフロントタイヤも原因のひとつでした。

再度左右を入れ替えて直進することを確認したうえで作業完了です。

これでオーナーの方に乗って頂くことにします。






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2022年09月22日

クラウン(GRS180) アライメント

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お付き合いのある自動車整備工場さんよりクラウン(GRS180)のアライメント調整依頼がありました。
この車両は2年前リヤダンパー交換を行われた際にアライメント調整を行っており、今回はフロントダンパー交換におけるご依頼となりました。

確認走行を行ってみると、特に違和感を感じることもなく素直な走行でした。
ピットに戻り測定を開始すると、前回の数値に近い状態でしたが左右差が出ていたため、前回と同じになるように調整を行って作業を終えました。

テスト走行を行ってみると、素直な走行に変化はありませんしステアリングセンターも合っていたので、これで完了です。

これでお客様に乗って頂けるよう自動車整備工場さんに作業内容をご説明し、お引渡しを完了しました。

クラウンのサスペンションは、マークXやレクサスIS350などと同じ構造なので、セッティング次第でスポーティ仕様にすることも可能ですが、今回はラグジュアリー仕様としています。






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2022年09月14日

スパシオ(AE111N) アライメント

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カローラ スパシオ(AE111N)に乗られるTさんよりタイヤの偏摩耗確認とアライメントの確認依頼がありました。

タイヤの偏摩耗による亀裂を発見されたことでの点検依頼で、偏摩耗したタイヤを装着された状態でご入庫頂き、簡易テスターと目視によってアライメントのズレを確認したことに加え、タイヤの摩耗具合が内圧の低すぎによるものと判明しました。

ドア開口部に記載されているタイヤ内圧の基準値通りに調整しているという説明がTさんよりありましたが、その内圧ではタイヤの偏摩耗が起きてしまうという値なのです。

この点検ののちアライメント調整依頼と新品タイヤ持込みによるタイヤの組み替え作業依頼がありました。

新品タイヤは後日入荷となるため、先にアライメント測定を行いましたがフロント・リヤ共に調整の必要がある状態であったため、タイヤの摩耗具合にフロントキャンバー値とリヤキャンバー値を考慮し、タイヤの偏摩耗が起きにくくなるように調整しています。

テスト走行はタイヤを新品にしてから行いますので、明日以降になりますね。






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2022年09月13日

マークX(GRX133) アライメント

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マークXのアライメント調整です。

東海北陸自動車道を走行されるようになってから路面の継ぎ目などを通過する際に、サスペンションに掛かる負担が今までよりも大きく感じられるようになったそうで、タイヤを新品にした今回、アライメント調整を行うことになりました。

測定を行うと大きなズレではありませんが前後ともにトーの左右差が見受けられ、真っすぐ走っていない状態でしたので、フロントトーもリヤトーも前回と同じ値で調整し、作業を終えました。

調整後のテスト走行を行うと、タイヤをミシュラン パイロットスポーツ4からブリヂストンPOTENZA RE050Aに変更したことで、乗り心地の変化が大きく更に路面からの反応の違いがよくわかり、Mさんの言われる
「北陸自動車道での走行では感じられなかった車体の揺れ(収まりの悪さ)を感じるようになった」
という意味が少しわかったような気がしました。

東海北陸自動車道を走った訳ではありませんが、明らかにタイヤの違いを感じ取ることができました。

これで以前と同じ条件に戻りましたので、不安要素も消えたのではないでしょうか。






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2022年08月26日

レガシィ(BP5) アライメント

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レガシィ(BP5)のアライメント調整です。

昨日スピリットレーシング製車高調(オーバーホール済み)を装着し、一晩車重を掛けた状態からのアライメント調整です。

前回タイヤ交換を行なわれた際にタイヤの特性に合わせてアライメントを少し変更しているので、その時と同じ状態となるように調整を行います。

フロントキャンバーは純正で調整可能となっており、昨日のストラット組み付けの際にポジティブ側に目一杯倒しており、その状態からネガティブ側に調整しています。

フロントトーをキャンバーに合わせて調整し、その後リヤトーを調整したあとにフロントトーを再調整します。

前回と同じ状態に仕上がったのでテスト走行を行ってみると、従来と変わらず直進性の良さとコーナリングでのステアリング反応の良さが両立した状態でした。

これでMさんに乗って頂くことにします。






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2022年08月03日

アリスト(JZS147) アライメント

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車高調を取り付けたアリスト(JZS147)のアライメント調整です。

車高を同一にし、フロントアッパーアーム以外はアライメントに関する数値に影響のない部分の脱着だけなので、元の数値が表示されるはずと思いながら測定を行いました。
測定の結果、確かに左右差はありましたが大きなズレではなく、経年の変化としては少ない方だと思われました。

車高調を新規に装着されましたが、従来通り直進性の向上と安定性を持たせた調整を行って作業を終えました。

調整後のテスト走行を行ってみると、調整に伴う直進性が良くステアリングに軽く手を添えるだけで真っすぐ走るようになっていますので、高速道路を走行されても同様な直進性であると思われます。

乗り心地に関してフロントは良い状態と思われましたが、リヤが少し硬く感じられたので、柔らかくなる調整を行ったところ、フロントとのバランスが取れて良い感じになりました。
まだ新品であり走行距離による慣らしを行われることで減衰力に変化が出ますので、オーナーのYさんの好みで調整して頂ければ宜しいと思います。

左リヤダンパーのオイル漏れによる走行安定性の欠如も無くなった現在、安心して乗って頂けると思います。






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2022年07月30日

フィット(GK5) アライメント

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サスペンションスプリング交換を行ったフィットのアライメント調整です。

昨年10月にアライメント調整を行った時の数値を希望されましたので、同様な状態となるようにキャンバー調整を行ったあとにトー調整を行って作業終了です。

テスト走行を行ってみると、ステアリングセンターも綺麗に出ており直進性も良かったのでOKとし、オーナーのSさんにお引渡しです。

サーキット走行に於いて、自分の希望される状態にするためのスプリング交換ですが、今まで何度となく作業依頼がありました。
一回で決まることなどありませんから、その労力は大変だろうと思います。






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2022年07月28日

アトラス(SZ5F24) アライメント

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自動車整備の O 自動車さんより、日産 アトラス(SZ5F24)の左フロントタイヤ部事故修理後のアライメント調整依頼がありました。

トラックではありますが、4ナンバーの小型車枠なのと、フロントがダブルウイッシュボーン形状のロアアーム側でキャンバー&キャスター調整が出来ますから、問題なく作業が出来ます。

お預かりした状態でフロントトーインが過大であったため確認走行は出来ず、測定から行っています。
左フロント部の修理でナックル交換まで行われたそうですが、トーインが過大であった割にキャスターとキャンバーは基準値に近く、右フロント側の方が大きなトーインに加えキャスター&キャンバーのズレが目立ちます。

最初にフロントトーをゼロにしてからキャスター&キャンバーの再測定を行い、再確認するとやはり右フロントの方が大きくズレていました。
そこで右フロントのキャスターとキャンバーを左フロントに合うように調整してみると、キャスター調整が限界となり、キャンバー調整でキャスターの補正を行って何とかギリギリで希望する値まで届きました。
その後左フロントを右フロントに合わせて調整し、トーを最後に合わせて作業終了です。

作業後のテスト走行を行ってみると、平坦路での直進性が良く、旋回する際の左右の違和感も感じられなかったので、これでOKとしました。

外観はトラックですが、フロントサスペンションの作りがスポーツカーと同様なので、調整することの差異はありませんでした。

これで O 自動車さんにお渡し致します。






中田自動車 Nakada Automobiles japan

〒939-0321
富山県射水市浄土寺104-14

TEL 0766-57-8701 / FAX 0766-57-8702
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2022年07月20日

ギャランフォルティス アライメント

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昨日ブレーキメインテナンスを行ったギャランフォルティススポーツバックラリーアート(CX4A)のアライメント調整です。
オーナーのMさんより旋回性を良くしてほしいとのご希望がありましたので、その方向での調整を行います。
確認走行は昨日のうちに済ませていますので測定を行ってみたところ、前回2年前に調整した状態からかなりのズレがありました。
2年で約43,000km走行されていらっしゃるので、ズレが生じてもおかしくはありません。

フロントキャンバーの左右差を調整、リヤトーの左右差も調整、フロントトーを調整して作業終了。
文章で書けばあっというまですが、実際はフロントキャンバーとリヤトーの調整部分が錆による固着があり、動くようになるまでかなりの時間を要しました。

調整後のテスト走行を行ってみると、確認走行の時よりも直進性の向上と共に旋回性が良くなっており、Mさんのご希望に近いのではないかと思われましたので、この状態で納車とさせて頂きました。

ブレーキ関連が新品でリヤ効きのセッティングになっていますので、ワインディング等で楽しく走れそうですね。






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