インプレッサ純正16インチホイール&タイヤを較正専用として保管しており較正用バランス調整を行います。
打ち込み式のバランスウエイトが使用出来るホイールが指定されているため、このホイールを選択しています。
8時方向の打ち込みウエイトだけではアウター側に2gが残るため、分割タイプのウエイト用クリップとテープの重さで2gを作っています。
インナー側も打ち込みウエイトだけでは0gにならないので、ウエイト用クリップとテープを貼って0gに調整します。
ダイナミックバランスで0g
スタティックバランスで0g
較正を行う際に使用するウエイトも較正用に100gピッタリに合わせたものを準備しています。
説明書には1本もので100gを使うようにとの指示ですが、1本もので100gピッタリのウエイトが存在しないため、40gを2個と20gを使って100gになるように電子秤で計測しています。
バランサーの指示によって指定された場所に100gのウエイトを打ち込みます。
この状態で4回続けて計測を行うことで、較正の判定が出ます。
インナー側が0g表示
アウター側が100g表示
この表示が出たことで、較正は終了。
較正の終わったバランサーの状態を確認するため、フィットRSのフロントタイヤを計測してみました。
3月に新品タイヤを装着し約2,000km走行した右フロントタイヤのインナー側は0gの測定結果。
アウター側も0gという測定結果でした。
新品タイヤを組み込んだ時の状態で0gに調整してあったのがそのまま維持されているようです。
右側同様に左フロントを計測してみるとアウター側に10gのアンバランスが表示されました。
左フロントのインナー側は5gのアンバランスが出ました。
アウター側もインナー側もそのまま表示されたウエイトを貼らず、貼り付けてあった元々のウエイトを外してから再測定し、それぞれ新しいウエイトを貼り付けて作業終了です。
左フロントタイヤが右フロントタイヤよりも摩耗具合が大きいため、アンバランスが発生したものと思われます。
ワインディング走行はどうしても右コーナーの方が少し攻め気味となるため、左フロントタイヤに負荷が掛かっているのでしょうね。
中田自動車 Nakada Automobiles japan
〒939-0321
富山県射水市浄土寺104-14
TEL 0766-57-8701 / FAX 0766-57-8702
H / P : http://www.nakada-auto.com/